うまい鹿肉

HOMEジビエガイドイノシシ肉の臭み取りと柔らかく調理するレシピ

イノシシ肉の臭み取りと柔らかく調理するレシピ


イノシシ肉の臭み取りと柔らかく調理するレシピ


栄養豊富で高たんぱく、低カロリーな食材として見直されている猪ですがお肉の選び方や簡単な下処理の方法などをご紹介します。




イノシシ肉の選び方



信頼できるお店から購入する


猪は本来山の中を自由に動き回っている野生の動物です。
そのため、見た目によらず余計な脂肪が少なく高タンパクで低脂肪、低カロリーでヘルシーな食材だと見直されています。

ジビエとして購入できるのは、狩猟期間に猟師が捕獲した猪です。

猪に限らず、野生の鹿やキジなどジビエとして食されるお肉は、捕獲方法や捕獲後の処理の仕方で品質や味に違いがでるといわれています。

また、家畜として大量飼育されている豚や鶏と違い猪は「と畜場法」の検査対象ではないので、より安全に美味しく頂きたい場合は、やはり信頼できるお店からの購入がおすすめです。


霧島ジビエ公式オンラインショップ


霧島ジビエ

霧島ジビエ

霧島ジビエでは、九州南部の宮崎県と鹿児島県の県境に広がる霧島連山で育った天然の猪を捕獲し、精肉や猪肉を原材料とした加工食品などの開発・販売しています。


部位や種類、調理法から選ぶ


実際に猪肉を購入する場合、部位によって調理方法を変えたり、食べたい料理に合わせたお肉の種類を購入することをおすすめします。

猪肉の選び方 部位や調理法から選ぶ


部位は豚肉や牛肉と呼び方は変わりません。
また、種類もブロック肉やスライス肉の厚みなどの違いで焼肉やお鍋、しゃぶしゃぶや煮込みなどお肉の特徴に合わせた調理方法で味わうことができます。

身体に必要な栄養素をたっぷり含む猪肉

  • 高タンパク質で低カロリー
  • 不飽和脂肪酸やビタミンB群を多く含む
  • 鉄分・亜鉛などのミネラルも豊富
  • 脂身にはコラーゲンを豊富に含んでいる

部位による味わいや特徴


部位によっても楽しみ方や味わいが異なりますので、それぞれの部位の特徴で選ぶのも猪肉の選び方です。

レ点 猪 モモ肉
適度な脂身と弾力性が楽しめる部位です。
焼いても煮ても美味しく、歯ごたえとコクが特徴です。

レ点 猪 ロース・バラ肉
猪肉ならではの脂の旨味を堪能できる部位です。
たっぷりのった脂はさっぱりとした甘味が大きな特徴です。




猪肉の臭みを取る下処理の仕方



猪肉の臭みを取る下処理の仕方


猪肉の臭みを取る下処理の仕方


適切に処理した猪のお肉でも、臭いが気になるという方の為に調理する際に簡単にできる臭みをとる下処理の方法をご紹介します。

猪肉の臭みを取る下処理の仕方


  • 塩水で血抜きする
    15%程度の塩水でもみ洗いを3回程度繰り返す

  • 下茹でしたお肉をお湯で洗う
    下茹でした猪肉の臭みや余分な脂分を洗い流します

  • 酒に浸ける
    水1:酒1に一晩浸けておきます

どの方法も簡単ですが、猪独特の風味までも洗い流してしまう場合もあるので注意が必要です。




こちらの動画では、においを取るために酒と生姜と青ネギで下茹でしてみましたが、味噌味ですがにおいは気になりませんでした。


この他にも下味をしっかりつけたり、ハーブや香辛料を多めに使うなどの方法もありますのでお好みの調理方法を見つけて猪肉を楽しみましょう。




柔らかいイノシシ肉の料理



柔らかいイノシシ肉のお料理の仕方は


柔らかいイノシシ肉の料理



柔らかいイノシシ肉のお料理の仕方

  • 下茹でする
  • 酒に漬ける
  • ハチミツを塗る
  • お肉を柔らかくする粉を使う
  • 圧力鍋で煮込む




こちらの動画では、猪のお肉だけで1度圧力調理後に、他の材料と共に再度圧力調理することでとても柔らかいお肉に仕上がりました。


猪のお肉はひと手間かけることで美味しく頂ける栄養満点のお料理に出来上がります。





しし肉の臭み取りと柔らかくするまとめ



猪に限らずジビエとして食されるお肉は、大量消費を目的として飼育される家畜と違い1つ1つに個性があります。

野山を自由に駆け巡る野生の猪は、農薬や肥料・添加物とは無縁に育ちます。

独特の風味や質感を楽しむのもジビエの醍醐味ですが、それ以上にその猪肉に含まれる栄養は理想的な食材といえるので積極的に摂取したいお肉です。

霧島ジビエ公式オンラインショップ


霧島ジビエ

霧島ジビエ

霧島ジビエでは、九州南部の宮崎県と鹿児島県の県境に広がる霧島連山で育った天然の猪を捕獲し、精肉や猪肉を原材料とした加工食品などの開発・販売しています。


古くから滋養強壮の食材として重宝されてきた猪のお肉です。
猪独特の臭みやお肉の硬さがどうしても気になるというかたは、今回ご紹介した方法を是非試してみてください。




筆者:うまい鹿肉 和田